蝋燭と線香。
時々、
思い出したように、
思い出して、
線香をに火をつける。
手を合わせながら
ひとりで話しかけてみたりする。
返事はない。
せっかくやから、
せっかくやからというのは、この場合
わざわざ線香に火をつけて、燃え尽きるまで話しかける、そんな時間がある事を思い出した事に対して
せっかくやから。
蝋燭にも火をつける。
なるほど。
線香だけよりは、
蝋燭にも火があった方が
気分が増すね。
気分が増すというのはこの場合、
独り言にすぎないのに、
会話を楽しめてる気がしてくる
気分が増す、です。
思い出したように思い出した
そんな独り言の時間は、
好きです。
その時ばかりは
盃の酒も
新しいのを入れてあげます。
ロールスロイズ
モンキーキング